後方からの追突事故でむち打ち症になり三か月の通院治療

後方からの追突事故でむち打ち症になり三か月の通院治療

事故の後すぐに気分が悪くなり、救急車で県外の病院へ

平日の朝8時ごろ、子供を学校へ送って行ったあと、自宅へ向かう途中の坂道で追突事故にあいました。赤信号で停車していて、青信号に変わって発進しようとしたところ、後ろから勢いよくぶつけられました。加害者側は、信号が青になったので普通に発進させようとしたが、急な上り坂だったので後ろに下がってしまうことを恐れてアクセルを強く踏みすぎてしまったとのことでした。突然のことで最初は状況がつかめませんでしたが、頭がくらくらして首が痛いことだけはわかりました。気分も悪くなってきましたが、なぜか加害者が車から降りてくる様子がなかったので、自分から声をかけ警察と救急車を呼んでもらいました。加害者からは謝罪の言葉やケガを気遣う言葉はありませんでしたが、後から事故を起こして動揺してしまって言葉が出てこなかったと保険会社の人に聞かされました。救急車では県内では受け入れてくれる病院がなかったので、2時間ほどかけて県外の病院まで行く羽目になってしまいました。病院で精密検査を受けた後、いわゆるむち打ち症だという診断を受けて、しばらくの間通院してリハビリをすることになりました。後で相手の保険会社から連絡があり、車の修理費とケガの治療代が支払われるとのことでした。

保険会社から警察まで手続きはスムーズだったがむち打ち症はつらかった

保険会社からは、100パーセント加害者側の責任なので、治療費のほかに慰謝料が出ることになりました。治療費は三か月の通院で約30万円ほどで、慰謝料は約40万円と車の修理費を全額負担してもらいました。ただ、むち打ち症が思ったよりもひどく、生活に支障が出るほどの痛さで毎日つらかったです。それなのに、加害者の保険会社の担当の人からは一週間ごとに連絡が入り、もうよくなったのではないか、通院はもういいのではないかと何度も聞かれうんざりしました。一か月を過ぎたころにあまりにもその担当の人が高圧的でしたのでこちらも思わず「この痛みをなくしてくれたらお金はいらない」と強く出たところ、急に態度を変えて謝罪してきました。その後は丁寧な対応になり、三か月間治療に専念できました。痛みはだんだん良くなってきましたが、今でも車を運転していて赤信号で停車していると後ろの車がぶつかってきそうで怖いです。警察から相手の処分は重くするか警察に任せるか聞かれた際に、加害者側から直接的な謝罪はなかったので少し不満は残りましたが、お任せしますと言って帰ってきました。県外の病院への通院は大変でしたが、自己負担金はなかったので良かったです。

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