交通事故をスムーズに解決するには第三者の力が絶対必要

交通事故をスムーズに解決するには第三者の力が絶対必要

予期しない事故。何もかも初めてなので対応がわからない。

ちょうど2年くらい前の出来事です。その日は、朝から晴天で時刻は夕方頃だったと思います。私は市内を運転中、帰路の途中で事故の現場は見渡しの良い、T字路でした。私は赤信号で停車中、信号待ちしている所に突然、後ろからドンっと車に追突されました。 私の車はコンパクトカーで、加害者の車は一回り大きい古いタイプのワンボックスカー。追突時に車が少し浮き上がる様な感じがあって、何が起こったのかサッパリわかりません。後部を見ると、車が追突しているのがわかりました。
あわてて車を降りてみると、私の車の後部には傷がついてちょっとへこんでいました。加害者の車は、ナンバーフレームに傷がつき、大きく曲がっていました。加害者もあわてて降りてきて、その時に加害者はこちらに深々と頭を下げて謝罪しました。
ニュースでは、事故後に警察に連絡をしないで済ますと、大きなトラブルになる話はよく見たり聞いたりしていたので、加害者と話をしてお互いに納得の上、すぐに警察に通報。事故の連絡から、大体10分かからないくらいで警察車両が現場に到着しました。
到着後、すぐに警察側に事故状況を説明し、交通事故整理が行われました。安全な場所にお互いの車両を移動後、直ちに現場検証が行われて、被害者の私と加害者に聴取。その後、加害者とお互いの連絡先を交換しました。
現場検証のおわり頃、警察の方から病院での身体の検査を勧められました。警察の方が言うには、交通事故の直後は痛みが全くでません。
病院に行かない人が多くいるそうです。その後になって痛みが出て、その痛みは何のものかで、保険会社を含む事故当事者同士がトラブルになるケースが多い事を警察の方から教わりました。
また、「痛みが完全に消えるまでは病院に行ってください。」と、言っていました。
当時の私は、何のことだかさっぱりわかりませんでした。これが大事なことだったんだと後で痛感します。
私自身も事故当初は痛みがありませんでしたし、加害者から謝罪もあったので、大騒ぎしなくてもいいと思いながら、検査だけでも受けてみるかと思い、加害者に行く病院の名を告げて私1人で病院に向かいました。
病院では、交通事故だと私自身の加入している社会保険が使えないことを初めて知りました。また、加害者の保険会社から病院へ事故についての電話連絡がないと、診察代は全額自己負担と言われました。あわてて加害者に連絡をして、加害者の保険会社に対応してもらえるようにお願いをしました。通常だと、加害者も同行して、保険会社への対応が遅れた場合、加害者が支払いをするのが当たり前のようです。
後で知って、相手側の対応の悪さに少しイラッとしたのを覚えています。病院の診察では、レントゲン検査をしてレントゲンには特に事故の形跡は写っていません。病院の先生が言うには、事故直後だと、どんな痛みが出てくるか分からないそうです。
「痛みが出てきたら病院に再度来てください。」と、言われて特に処置のないまま、その日は病院から帰宅しました。
その晩の事です。帰宅してソファーに腰掛けると、何やら首から背中の辺りにかけて突っ張った感じがします。
痛みが無いのですが、何だか感じが悪いのはわかります。夕食後にくつろいでいると、今度は気持ちが悪くなってきました。
様子がおかしくなっているのを感じたので、翌日に病院に行こうと思いその日は早めに就寝しました。眠りが浅く、寝苦しかったのを覚えています。翌日、浅い眠りから目覚めると私の体にはとんでもない事が起こっていました。全く首が回りません。首から背中、腰にかけて痛みが走って起き上がれませんでした。
一年くらい続く長い通院生活の始まりです。

保険会社は利益最優先。泣き寝入りは禁物。ただ救いの手はある。

加害者の保険会社から当初、気遣う電話が何度かありました。病院の支払い全ては、加害者の保険会社が支払うことになっていました。
2週間くらい経った頃から、急に態度が硬化し始めたのを覚えています。
「まだ通っているのですか。良くならないのですか。」と、角の立つ遠回しの言い方で、圧力がかかりはじめます。
体の痛みは一向に良くなりません。はっきりいって交通事故の痛みは根気強く治療しないと良くなりません。一進一退を繰り返し、気候の変化で悪化します。そして病院に通い始めた最初の月末、保険会社から急に今までの治療費支払いを停止されました。
病院からは通院している私に、今までの通った分の治療費の全額支払いを要求されました。停止中に追突された事故の被害者のはずの私が、まさかこんなことになるとは思いもよりません。晴天の霹靂とはこのことをいうのかと実感した瞬間です。支払いに困り果てた私は、最初に自分の加入する保険会社に連絡しました。事情を説明したのですが、いくら対応をお願いしても空返事で、きちんと対応をしてくれません。
折り返すと、電話を待っても電話がなく、何度もしつこく電話をすると、今度は居留守を使われたりしました。都合よく保険会社の電話は、時間が過ぎると繋がりません。きちんとした対応はありませんでした。
加害者と私自身の保険会社からも治療費を支払ってもらえませんでした。交通事故は、はっきりいって被害者でもお金がかかります。治療費の支払い期限の月末は着々と近づいて来ています。病院からも電話がかかってきます。行き場所が無くなって、困って電話したのが弁護士事務所です。 弁護士に相談した際、弁護士特約に入っているかを真っ先に聞かれました。何のことだか分からないと答えると、急に態度が変わって早々に電話を切られることもありました。ドラマみたいな弁護士は中々いないです。弁護士無料相談は予約制で、2週間くらい前からでないと取れませんでした。刻々と期日が近づく中、インターネットで調べると都道府県には交通事故の相談窓口があることを発見。 急いで電話をすると、直ぐに対応して頂けました。こちらの事情を説明すると、とても的確、丁寧なアドバイスを頂きました。
本当に親切に対応して頂けました。聞いてみると、この様な支払い停止の相談は最近よく起こっているそうです。
解決策として第一に、社会保険は申請をすると、交通事故でも病院で使用できることを教えて頂きました。支払い分が軽減できてとても楽になります。早速保険事務所に連絡し、書類を提出して急いで手続きを行いました。
これで治療費の支払いの目途がたち、落ち着きを取り戻しました。第二に、まえに弁護士事務所に電話をした際に聞かれた、弁護士特約についても丁寧に教えて頂きました。被害者の加入保険会社が、一切の弁護士費用を負担して事故の対応に当たることのできる制度です。
私の場合、たまたま知人の勧めで弁護士特約に加入していました。これがなかったら、泣き寝入りしていたのは間違いありません。
最初に、私の加入している保険会社に電話して、弁護士特約の利用の旨を伝えました。明らかに声のトーンが下がりました。
弁護士特約を利用する場合は、弁護士は保険会社からも用意できるそうです。今回は、知人に交通事故を主に担当している弁護士さんを紹介してもらい、私の加入している保険会社と、相手の保険会社双方の交渉をお願いしました。このおかげでこのあとの交渉事がスムーズにやり取りができ、私も病院の治療に専念することができました。
結局、示談という形で話がつき、自賠責の支払い限度額程度はいただきました。私自身だけでは十分な解決は難しかったです。弁護士の支援のおかげで満足する結果になりました。

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